企業ホームページ制作の5つの開設目的と7つの役割

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ファーストビュー

企業が事業を立ち上げて推進していくにあたって、ホームページは必須です。

オンライン化が促進される中、その流れは顕著なものと言えるでしょう。しかし、ホームページは思い立ってすぐに開設できるものではありません。

制作目的が明確でない状態で作っても、何か役割を果たせるものにはならないでしょう。

この記事では、企業がホームページを制作するにあたって見つめるべき目的について徹底解説していきます。

ホームページを開設する前に知っておくべきポイント

ではまず、ホームページを開設する前に知っておくべきポイントについて2つ紹介します。

  1. 目的のないホームページ制作は効果的ではない
  2. 誰に届けたいのかというターゲットの明確化も必要

目的のないホームページ制作は効果的ではない

そもそも、目的のないホームページ制作はあまり効果的ではありません。

ホームページ制作は、目的から逆算して必要なコンテンツを盛り込んでいき、閲覧したユーザーが満足するサイトに仕上げるものです。よって、目的がない状態ではどんなコンテンツを入れるべきかどうかも分かりません。

作成途中で方向性を見失い、それまでの過程が台無しになる可能性もあるでしょう。

目的があってこそのホームページであることを理解しなければいけません。

誰に届けたいのかというターゲットの明確化も必要

そして、目的とセットで大切なのは届ける相手、ターゲットです。

きちんとターゲティングできていないと、一見良く見えるコンテンツも全くささらないものとなります。つまり、ユーザーファーストなサイトには仕上がりません。

極端な例を挙げると、女性がターゲットであるにも関わらず、男性のイラストや画像のみを活用してデザインも男性から惹かれそうな仕様にするイメージです。それでは、サイト制作によって得られる効果も大きく減ってしまうでしょう。

ペルソナ設定とも言いますが、どんな人物像がターゲットなのか、詳細に設定してください。

ホームページの主な5つの開設目的

では実際に、ホームページを開設する主な目的について、以下5つをピックアップしました。それぞれについて詳しくみていきましょう。

  1. 会社案内・名刺代わり
  2. 信頼性の獲得
  3. 人材募集・採用
  4. 商品・サービス紹介・宣伝
  5. 消費者・ユーザーからの意見収集

1.会社案内・名刺代わり

まず、シンプルに企業案内・名刺として活用する目的です。

ホームページには、会社の正式名称から事業内容、代表取締役、本社所在地、メールアドレスなどの連絡先を記載できます。

サイトを訪れたユーザーは最低限の企業情報を確認できるので、自動的に名刺と同じ目的を持って活用できます。

2.企業ブランディング・信頼性の獲得

ホームページ作成は、企業ブランディングの構築や信用力の獲得も多い目的の一つです。

ユーザーから、販売商品やサービスの製造元や運営企業がどこであるかチェックされることも珍しくありません。

そこで確認した際に、企業の信頼性が担保されていなければ中々購入まで結びつかないでしょう。

事業の推進を図るうえで信頼は非常に大切であるため、ホームページは大きな役割を担います。

3.人材募集・採用

また、採用力の強化もホームページ作成の大きな目的です。

ホームページを通じて、企業に魅力を感じた学生や社会人がこの会社で働きたいと思ってもらうきっかけを生み出します。採用フォームを導入すれば、エントリーもしやすいでしょう。

また、企業が求める人材を明記できるため、合わない人材から応募されることもほとんどありません。効率良く人材を確保できる可能性を高められます。

4.商品・サービスの宣伝・お問い合わせ

もちろん、商品やサービスの販促、お問い合わせ件数を増やすといった目的もあります。

商品やサービスの魅力や選ばれる理由、競合他社との比較を掲載すれば、ユーザーが商品を購入する決断ができます。

また、実店舗・イベントへの来客数や資料請求・カタログ請求数、お試し・体験モニターの申し込みなど、事業に適した成約にも繋げられます。

5.消費者・ユーザーからの意見収集

ホームページのお問い合わせフォームによって、消費者・ユーザーから意見収集する目的もあります。

商品・サービスの改善には、利用者や消費者の声は必要不可欠です。リアルな声を受け取れるため、事業の成長を加速させるきっかけにもなるでしょう。

また、消費者の声を積極的に取り入れてくれる企業であるとアピールもできます。そういった意味では消費者からの支持、ファンの獲得といった効果も期待されます。

ホームページに期待できる主な7つの役割

目的を踏まえたうえで、ホームページに期待できる役割を7つ紹介していきます。

  1. 広告・看板
  2. 広報
  3. 人事・採用
  4. 事務局
  5. EC・オンラインショップ
  6. 営業
  7. サポート

1.広告・看板

まずホームページの大きな役割は、広告・看板です。

ホームページ内に企業の概要から商品やサービスの内容まで、幅広く紹介できるため、認知してもらえるきっかけとなったり、興味をそそられたりといった効果があります。

実店舗で看板やビラが出ているように、オンライン上で同じような役割を担います。

2.広報

次に広報としての役割を担います。

例えば、ニュースリリース枠を作って、サービスリリースの情報やメディア掲載の情報を自社で取り上げれば、アクセスしたユーザーに情報を届けられます。

また、ブログ記事などコンテンツを取り入れれば、情報発信としても活用できます。

定期更新を行うことで、アクティブに活動しているところもアピールできるでしょう。

3.人事・採用

ホームページは、人事・採用の役割もあります。

職種や給与、勤務時間、雇用形態などをまとめた募集要項や採用担当者のメッセージ、既存社員による働いてみての感想や思い、職種の仕事内容詳細、エントリーフォームを掲載しておくことで、求職者がエントリーするか否かを判断できます。

人事担当者が面接中にその人の特徴を捉えることも大事ですが、ホームページを通じてマッチするかを自身で判断できるのは大きな強みでしょう。

4.事務局

また、事務局のように、会社の所在地や実店舗の住所をマップの埋め込みで掲載し、利用者に対する案内としての役割も担えます。

また、商品の購入やサービスの導入・お問い合わせ手順の掲載、イベント開催時の告知や申し込みフォームの添付によって、オンラインの受付として対応できます。

5.EC・オンラインショップ

ホームページでも、商品やサービスをインターネット完結で届けるオンラインショップ・ECサイトとしての役割も担います。

外出が億劫になる時期でもオンラインショップなら手軽に購入できてしまいます。日時や場所に関わらず、日本国内外へ商品を販売できます。

6.営業

ホームページのサイト構成や導線をきちんと作れば、営業と同じような役割を担えます。というのも、お問い合わせフォームに連絡が入れば、自らが足を運ばずともやり取り・交渉ができるからです。

例えば、SNSの運用代行サービスを提供しているとして、運用代行実績などを掲載し、興味を持ってもらえたらお問い合わせが入るようになるでしょう。本来は、自分から提案しに行くのが基本と思われますが、受け身で受注できる機会も生まれるのです。

7.サポート

企業が提供する商品・サービスにおいて、よく聞かれる質問は予めまとめてFAQとして掲載しておくことで、サポートの役割にもなります。

ユーザーはその場で疑問を解決できますし、自分からお問い合わせして聞く手間を省けます。

また、24時間365日いつでも対応してくれるチャットサポートを導入すれば、オンラインによるサポートを受けられます。

あらためてホームページを制作する目的を見直してみよう

ホームページを制作するには、非常に大きなコストがかかります。それゆえに目的がないと大損をしかねません。

サイトの新規制作・リニューアルに関わらず、必ず一つメインとなる目的を設定しましょう。

なお、現在ではSNSの普及により、プロフィールにサイトのリンクを掲載してのファン獲得、スマートフォン画面へのレスポンシブ対応、検索順位で上位表示されるためのSEO施策などやるべきことは盛りだくさんです。

そういった意味でも、ホームページを制作する目的は何なのかを明確化しておいてください。

まとめ

ホームページ制作は目的が命です。

目的があればそこから逆算して必要なコンテンツが見えてきますし、ユーザーが求める情報を掲載できます。ですから、まず目的について徹底的に考えてみてください。

弊社では、デザイン事業としてWeb制作を行っています。制作目的について入念なヒアリングをもとに制作しますので、品質には自信があります。

ホームページを作りたい方は、まずはぜひご相談ください。

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