「これから自社で企業のホームページを作りたいけど、どうやって作ればいいの?」
「作り方を知りたいけど、そもそも自社で作るのは得策?」
ホームページを制作するには、大きな手間と労力がかかります。外注するにしてもコストがネックで検討しづらいと感じる方も多いでしょう。
そこでこの記事では、企業ホームページの作り方を初心者にも分かりやすく解説していきます。これからホームページを制作したい方は、ぜひ参考にしてください。
企業のホームページを作る方法は2種類
まず最初に、企業のホームページを作る主な2つの方法について紹介します。
- 自社制作
- ホームページ制作会社へ依頼
自社制作
1つ目は、自社制作です。
自社制作は、自分たちが思い描くイメージ通りのサイト仕様にしやすく、差別化もしやすいです。何より、コストを最小限に抑えられるでしょう。
また、自社で制作したサイトは仕組みや構造も分かっているので、更新しやすくもなります。
ただし、自社制作の場合、本来の事業に100%集中できません。さらに、余程の技術力がないと満足いくWebサイトには仕上がらず、結果的に時間だけ消費してしまうといった事態もあり得るでしょう。
ホームページ制作会社へ依頼
2つ目は、ホームページ制作会社への依頼です。
ホームページ制作会社は、エンジニアやデザイナーなど各領域でのプロフェッショナルを揃えており、あらゆる要望に対応できるスキルを持っています。
よって、十分に満足できるデザイン性と機能性を兼ね備えたサイトに仕上がります。自分の事業に100%注力しつつ、高品質なWebサイトを手にできるでしょう。
ただし、その分コストは30万円前後と決して安くはありません。制作会社の見積もりを踏まえて、予算と相談する必要があると言えます。
企業ホームページの自社制作にマッチする企業とは?
では、企業ホームページの自社制作に適しているのは一体どんな企業なのでしょうか?特徴やメリットについてみていきましょう。
自社で作るのに適した企業の特徴
ホームページの自社制作に適する企業の特徴は、以下の通り。
- プログラミングやWebデザインのスキルレベルが高い
- 名刺としての役割しかない
- 更新頻度高く運営する予定がない
- ホームページからお問い合わせや商品購入を狙っていない
- 既存の取引先のみで事業が完結している
ホームページは公開したら、誰でも見られますし、どんなに小さな企業であってもそれは例外ではありません。
競合分析や就職活動で企業情報を掴みたいと考える方は多いでしょう。
プログラミングやWebデザインに不安がある場合は、極力外注した方が得策でしょう。
自社制作のメリット
最も大きなメリットは、ホームページ制作費が外注と比べて安くなることです。
前述した通り、ホームページ制作会社へ依頼した場合のコストは30万円前後。オリジナルデザインの依頼となれば、制作会社にもよりますが100万円を超える場合もあります。
加えて、自社の都合、好きなタイミングでホームページ内の情報や機能、レイアウトを更新できます。更新作業も外注する場合、追加費用がかかったり、変更依頼を出したりしなければいけません。
責任を持って自社でサイト管理ができるため、フレキシブルな運営ができるでしょう。
企業ホームページを自社で完結させたい際の作り方5ステップ
それでは、企業ホームページを自社制作するための作り方について5ステップで解説します。
- ホームページを作る目的とターゲット層を決める
- サイト構造を設計する
- Webデザインを決める
- 制作する
- ドメイン・サーバーを取得する
ステップ1.ホームページを作る目的とターゲット層を決める
まずは、ホームページ制作の目的とターゲットを設定しましょう。
企業がホームページを制作する主な目的として、以下が挙げられます。
- 企業のブランディング・信頼性を担保させたい
- 商品やサービスの紹介・比較をして集客に繋げたい
- 求職者に対して企業の魅力を発信し、人材採用を強化したい
また、上記を達成するにあたって誰を対象とするのか、ペルソナ設定も大切です。性別・年齢層はもちろん、具体的な人物像をイメージできるように、設定しておくことがデザインを決定していくうえで大きな材料となります。
ステップ2.サイト構造を設計する
次に、サイト構造を設計します。
サイト構造は、トップページを頂点として会社概要や商品・サービス紹介、採用情報などへ行き来するための全体像のこと。サイトマップとも呼ばれます。全てトップページから到達できるように階層構成を意識して設計しましょう。
また、各ページごとのレイアウトやコンテンツの位置などのワイヤーフレーム設計も必須です。ステップ1で設定した目的・ターゲット像にマッチするように作りましょう。
ステップ3.Webデザインを決める
サイト構造・ワイヤーフレームが決まったら、Webデザインを決定します。
サイトのデザインは、単に背景色やカラーリング、画像・イラストだけではありません。テキストのサイズやフォントなどもデザインに含まれます。
ホームページは、企業の顔であり、見た目がそのままブランディングへ直結します。企業のイメージやターゲット層から大きく乖離したものとなると、ユーザーの興味関心を惹きつけられず、成果の上がるサイトにはなりません。
また年配の方向けに作成する場合、フォントサイズが小さいと読みづらく、ストレスをかけてしまうでしょう。
ユーザーファーストなデザイン設計を作ることが大切です。
ステップ4.制作する
Webデザインが決まったら、実際に制作していきましょう。
HTMLやCSSなどのプログラミングスキルを使ってコーディングを行い、設計通りに形作っていきます。
設計したコンテンツの抜け漏れがないように、注意しながら制作を進めていってください。
ステップ5.ドメイン・サーバーを取得する
そして最後に、ドメイン・サーバーを取得しましょう。
ドメインはサイトの住所、サーバーは土地・土台にあたるもので、サイトを公開するために必須となります。
ドメインは年間1,000〜2,000円ほど、サーバーは年間1万円前後で取得できるため、サイトと連携できるようにしておいてください。
自社制作における企業ホームページを作るうえでのポイント
企業のホームページを自社制作するにあたって、大事なポイントを3つ紹介します。
- CMSを使ったサイト管理が必須
- テーマのテンプレートを使用すれば簡単に制作可能
- スマホ対応のデザインを設計
1.CMSを使ったサイト管理が必須
自社でホームページを管理・運営する場合、WordPressなどのCMSは必須です。
導入費無料のWordPressは、ユーザー数が圧倒的に多く、インターネット上に多くの情報が散りばめられています。もし何か困ったことがあっても大抵検索すれば見つかるため、エラーやセキュリティ関連、お役立ち情報などの情報もいち早くキャッチできます。
デザインなど細かな変更もできますが、プログラミングの知識が必要となる場合もあるため、基本的な内容はおさえておくとより使いこなせるでしょう。
2.テーマのテンプレートを使用すれば簡単に制作可能
デザインに困ったときでも、WordPressのテーマを導入すれば、簡単に自分好みのサイトにアレンジできます。
カスタマイズ性も高く、慣れれば簡単に編集できる使い勝手の良さから、時間が中々取れない場合でも手軽に改良できてしまいます。
無料のものと有料のものがありますが、当然ながら有料の方が幅広く編集可能。WordPressを導入するなら、テーマにもこだわって導入を検討してください。
3.スマホ対応のデザインを設計
また、スマートフォンに対応していないホームページは、ユーザーにとって良心的ではありません。
ですから、必ずレスポンシブ対応をさせておきましょう。
レスポンシブ対応とは、iPhoneやAndroidで表示した際のレイアウトを整備すること。当然、PCとスマートフォンの画面サイズは異なりますし、iPhoneやAndroidなど、機種によっても微妙にサイズ感は違います。
ですから、PCで表示されるレイアウトは、スマートフォンでは見切れてしまったり、文字が豆のように小さくなってしまったりといった状態になってしまいます。
スマートフォンの利用者が多い現代において、レスポンシブ対応できていないと致命傷になりかねないので、必ず対応させておきましょう。
一般ユーザーにアプローチするならWeb制作会社への依頼がおすすめ
これまでホームページを自社制作したい方向けにメリットや手順についてお伝えしてきましたが、一般消費者や求職者など、多くのアクセス数を集めたい、活発に運営したいならホームページ制作会社への依頼がおすすめです。
プログラマーやデザイナーなどのプロフェッショナル集団であるため、ヒアリングをきちんと行ったうえで、要望通りの高品質なサイト制作ができます。
もちろんコストはかかりますが、長期的に理想とする目的・ゴールを達成するためにプロへ依頼を検討すべきです。
失敗しないためにもホームページ制作会社は、自社のイメージと合致するところを選びましょう。
まとめ
ホームページ制作は、一から完成するまでに非常に大きな労力を要します。自社制作にすれば、コストは浮きますが、事業とのバランスを維持させるのはとても難しいでしょう。
そこでホームページ制作会社への依頼がおすすめです。
株式会社DopeZineでは、企業様のホームページ制作をヒアリングから公開まで一貫して行っています。要望や目的にピッタリと合うデザインと訴求力が大きな強みであり、実際に多くの方から満足の声をいただきました。
これからホームページを制作したい方は、まずお気軽にご相談ください。