コーポレートサイトに必要なコンテンツとは?基本・独自別で紹介

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なんとなく漠然と「コーポレートサイトはあった方が良いだろう」「こんなイメージで作りたい」といったホームページ制作の検討はできても、具体的にこんなコンテンツが必要なのか曖昧になっていませんか?

コーポレートサイトは、人々が企業に対する印象を抱く重要なツールであり、顔ともなり得ます。より良い印象を抱いてもらうためにどんなコンテンツを用意すべきなのでしょうか?

この記事では、あらゆるビジネスシーンで活用されるコーポレートサイトに盛り込むべきコンテンツについて解説していきます。

コーポレートサイトに入れるべき基本コンテンツ6つ

ではまず、コーポレートサイトに入れるべき6つの基本コンテンツについてお伝えしていきます。

  1. 会社概要
  2. 商品・サービスの紹介
  3. 採用情報
  4. お知らせ・トピックス・最新情報
  5. IR情報
  6. お問い合わせフォーム

1.会社概要

コーポレートサイトは企業の顔としての役割を担い、基本情報を得てもらうためにあるため、まず会社概要は欠かせません。

会社概要やAbout usといったページを作成し、会社の正式名称やサービス・事業内容を記載していきます。会社概要に記載する内容は以下の通り。

  • 会社の正式名称
  • 創業日
  • 設立日
  • 資本金
  • 本社所在地
  • 代表者名
  • 従業員数
  • 事業内容

上記のほか、役員名や主要取引先、Googleマップなど必要な情報を盛り込んでいきましょう。

2.商品・サービスの紹介

商品・サービスの紹介ページは、企業が取り組む事業の詳細を示したページ。

サービスの特徴や料金プラン、おすすめの人や他社との差別ポイントを掲載し、顧客獲得の大きな決め手となる要素となります。

個人向けと法人向けとそれぞれのページがあったり、商品・サービス専用ページがあったりする場合は、別ページへリンクするボタンの設置なども行いましょう。

3.採用情報

コーポレートサイトは、企業情報を得られる場所であるため、求職を目的としてアクセスするユーザーも少なくありません。

採用情報の掲載により、募集する職種や労働環境・職場の雰囲気、給与面などの情報から優秀人材の応募および確保に繋がる可能性が大いにあります。

効果的に採用活動を行い、事業の拡大を推進できます。

4.お知らせ・トピックス・最新情報

更新頻度が下がりがちなコーポレートサイトですが、お知らせ・トピックス・最新情報を掲載することで頻度を高められます。

メディア掲載歴やリリース情報など、企業がどういった活動をしているのかを分かりやすく時系列ごとに可視化して、企業のアクティブさをアピールできます。

アクセスしたユーザー目線では、企業の活力を感じ、好印象を抱いてもらいやすくなります。

5.IR情報

上場企業はマストですが、投資家に向けた株式情報、決算情報、IRニュースといったIR情報も欠かせません。

各期の業績や決算情報の公開はもちろん、コーポレートガバナンスやディスクロージャーポリシーも掲載しましょう。できれば、IR資料としてまとめておくと投資家にとって親切です。

さらに、代表取締役から投資家へ向けたメッセージも載せておくと、投資をしてくれる方の判断材料となるでしょう。

6.お問い合わせフォーム

コーポレートサイトからのお問い合わせがほしい、分からないことは何でも聞いてほしいといった場合には、お問い合わせフォームの設置が必須です。

想定されるお問い合わせの種類が複数ある場合は、フォーム内に切り替え欄を設置しておきましょう。

また、お問い合わせフォームを設置するにあたって個人情報を入手するため、個人情報保護方針(プライバシーポリシー)の設置も欠かせません。

加えて、よく相談されるお問い合わせ内容に関しては、予めよくあるFAQとしてまとめて掲載しておくと相談する手間を省けるというメリットがあり、とてもおすすめです。

コーポレートサイトで差別化を図る独自のコンテンツ事例

基本コンテンツを掲載しただけだと、当然ながら差別化はできません。そこで他社と差別化するために必要なコンテンツを以下5つに分けて紹介していきます。

  1. 企業の魅力・強みを数字で伝えるコンテンツ
  2. 企業ヒストリーを伝えるコンテンツ
  3. 選ばれる理由を掲載するコンテンツ
  4. お客様の声を掲載するコンテンツ
  5. 社員・スタッフの記事ブログコンテンツ

1.企業の魅力・強みを数字で伝えるコンテンツ

画像出典:株式会社トランス

企業がユーザーへ直感的に魅力を伝えるには、テキストだけでなく数字やグラフを用いた方が良いです。

もちろん、ユーザーの興味関心をグッと引き寄せるデータであれば良い反面、情報を偽ったり、盛ったりしてしまうと信用が一気に落ちてしまうため注意しましょう。

例えば、採用に力を入れたいのであれば、最年少管理職年齢や平均年収など、競合他社と比べて魅力的にうつる内容を数値化して掲載すると効果的です。

2.企業ヒストリーを伝えるコンテンツ

創業から今に至るまでの企業ヒストリーを掲載するのも、会社を知ってもらううえで有効です。

企業の歴史は、当然他の企業と被ることはまずありません。つまり、立派なオリジナルコンテンツとして掲載できるわけです。

創業や会社設立までの経緯や思想、今に至るまでどのような出来事があったのかを知ることができると、より企業について多くの方に深く理解してもらえるでしょう。

3.選ばれる理由を掲載するコンテンツ

商品やサービスの魅力を伝えただけでは、選ぶ決定的な決め手にはなりません。というのも、どの企業も魅力は掲載していて本質的な差別化ができないからです。

なぜ同業他社が多くある中で、自社が選ばれるのかを論理的かつ図を用いて分かりやすく解説することで顧客からの安心感や信頼感を勝ち取ることが可能となります。

選ばれる理由は何なのかを分かりやすく説得力を持たせられる形で掲載しましょう。

4.お客様の声を掲載するコンテンツ

コーポレートサイト経由で顧客を獲得するには、お客様の声、いわゆる口コミも重要な要素となります。

いくら自社で魅力を伝えたとしても、それが実際に利用してみてどうなのかは分かりません。そこで実際に導入したお客様のリアルな声を掲載することで、説得力を高めながら商品・サービスの魅力を伝えられます。

分かりやすく一問一答などのインタビュー形式にしたり、調査した結果をグラフ上でまとめたうえでその項目に関する具体的な意見を掲載したりと様々な方法でお客様の声を届けられます。

5.社員・スタッフの記事ブログコンテンツ

社員やスタッフの働き方や感じていることをブログコンテンツとして掲載すると、社内のリアルな内情が確認できます。

特に社員の顔出しができるのであればより効果的で、働くイメージを持たせられれば採用にも役立てられるでしょう。

実際、社員の表情や服装を確認できると働くイメージがつきやすく、エントリー数の増加にも繋がるそうです。

コーポレートサイトに入れるコンテンツ作りのポイント3つ

では最後に、コーポレートサイトに入れるコンテンツ作りのポイントを3つ紹介していきましょう。

  1. 社員からリアルにヒアリングする
  2. 競合・異業種サイトのコンテンツを調査する
  3. 独自の画像コンテンツを用意する

1.社員からリアルにヒアリングする

コーポレートサイトで社内の良さをリアルに伝えるには、社員へ直接ヒアリングを取ることが先決です。

社員の写真だけ撮影して、表面的なことばかり掲載していると、実際に採用で入った人がイメージと大きな乖離を起こしてしまい、結果として悪い口コミや評判を流されかねません。

良く見せたいと考えるのはどの企業も自然ですが、良くも悪くも現場の情報を提供し、そこに対して魅力を感じた人に価値提供していく方が良好な関係を築きやすいでしょう。

そういった意味で社員からリアルにヒアリングすることはとても大切です。

2.競合・異業種サイトのコンテンツを調査する

また、競合他社や異業種サイトのコンテンツ調査も欠かせません。

競合が取り入れる要素を、自社では取り入れていないとそのまま差別化に繋がってしまい、他社を持ち上げることにもなりかねません。

大前提として、競合他社が盛り込む内容は最低限記載する必要があり、盛り込んだうえで差別化を図るコンテンツを追加することで、閲覧者が比較しやすい状態を作り出せます。

3.独自の画像コンテンツを用意する

オリジナルのコーポレートサイトを制作するにあたって、デザインはもちろん、画像コンテンツの独自性は重要視されます。

例えば、画像サイトからダウンロードしたイラストや画像は、他メディアでも使用されているリスクや魅力的に映りにくいといった懸念点もあります。

ユーザーから見て、実際に撮影したものなのか、画像サイトから持ってきたものであるかは思いの外分かりやすいため、独自の画像コンテンツを用意しておきましょう。

まとめ

コーポレートサイトに盛り込むべきコンテンツは、基本的な要素とオリジナリティを出す要素の2つが挙げられます。

コーポレートサイトは、企業の存在を正確かつ魅力的に伝えるためのものであるため、ユーザーを惹きつけるコンテンツは欠かせません。

どのようなコンテンツが必要なのかは目的に応じても異なりますが、具体的な要素はイメージしておきましょう。

なお、株式会社DopeZineでは、お客様の要望に沿ったコーポレートサイトの制作や撮影も行っています。十分にヒアリングしたうえで制作に移りますので、これからサイト制作を考えている方はぜひお気軽にご相談ください。

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