これからLP制作を検討するにあたって、一体いくらが適正な費用なのか分からない方も多いのではないでしょうか?
適正価格が分からないと無駄なコストが発生したり、良いものが仕上がらなかったりといったリスクしかありません。
この記事では、LPの制作費用に関する相場について依頼先ごとに比較して紹介していきます。
LP制作の相場を見る前に知っておきたい主な依頼先
まず、LP制作の相場を見る前に知っておきたい主な依頼先について紹介します。
- フリーランス・個人
- 小・中規模の制作会社
- 大手制作会社
1.フリーランス・個人
フリーランスや個人は、LP制作をする依頼先の一つです。
フリーランスや個人の特徴として、以降で紹介する2つの依頼先よりも圧倒的に安く依頼できることが挙げられます。
安く抑えられる理由として、ヒアリングした内容をもとにデザインやコーディングのみの対応をしてLPの納品に至るケースが多いからです。ターゲット分析や戦略立案などを細かくしていることは稀でしょう。
ただし、実績のあるフリーランスの場合は、割高になる可能性があります。
2.小・中規模の制作会社
続いて、中小規模の制作会社です。
中小規模の制作会社はデザイナーやプログラマーが在籍しているケースが多く、ディレクション費が発生するため、料金は高くなるものの品質はグンと上がります。
制作会社によりますが、対応業務も市場調査やターゲット分析をもとにした企画戦略の立案、構成案の設計、ライティング、撮影、デザイン制作、コーディング、テスト・検証など全て一貫した依頼が可能となっている場合も多いです。
コストを抑えながらもクオリティの高いLPを制作したいと考えている場合におすすめです。
3.大手制作会社
大手制作会社も依頼先の一つです。
大手ともなると、通常のデザインやコーディングといった制作工程はもちろん、企画からWeb戦略に至るまでクオリティの高い施策を実施できます。
企業や商品、サービスのイメージアップからマーケティングにおけるハイレベルなノウハウを備えており、上質なLPを制作したい場合におすすめです。
制作会社によっては、名だたる企業の制作実績が多くを占めており、制作事例も多々あるでしょう。ただし、製作費は非常に高くなってしまう点には注意してください。
【依頼先別】LP制作にかかる費用相場
それでは、LP制作にかかる費用相場を依頼先別にみていきましょう。
- フリーランス・個人に依頼する際の相場は5万〜40万円
- 小・中規模の制作会社に依頼する際の相場は20万〜60万円
- 大手制作会社に依頼する際の相場は60万円以上
フリーランス・個人に依頼する際の相場は5万〜40万円
フリーランスや個人は、依頼先の実績や知名度に応じて相場が変動します。
まず、5〜10万円の場合は、受注者側がテンプレートデザインを活用したデザインとコーディングのみの対応となる場合が多く、競合との差別化が図りにくいでしょう。
つまり、市場調査や企画戦略といった業務は自社でカバーしなければいけません。完成後のサポートを受け付けていないパターンも多く見受けられます。
ただ、納期は早いため、スムーズな制作は可能でしょう。
また、フリーランスの中にもチームで依頼を受けているケースでは構成案から制作対応しているパターンもあります。そういった場合には30万円前後の金額になることも想定されます。
基本はデザインにこだわらず、安く制作したい方におすすめです。
小・中規模の制作会社に依頼する際の相場は20万〜60万円
中小規模の制作会社では、20万〜60万円が相場となります。
金額の変動は、業務対応の範囲によって大きく異なっています。
例えば、全体の構成案も含めて制作してくれるパターンと、さらに戦略設計や原稿も依頼可能なパターンで工数が大きく変わるため、その分価格が変動します。
中小規模の制作会社でも品質が高いオリジナルのLPを求める場合に適していますが、制作会社によって対応範囲が異なる点には注意しましょう。
大手制作会社に依頼する際の相場は60万円以上
大手制作会社に依頼する際の相場は60万円以上となります。
有名な制作会社だと1本100万円を超えることも珍しくありません。
制作だけでなく、その後のマーケティングも意識したコンサルティングや広告運用まで担えるほか、戦略設定や原稿を作成するプロが直接携わるため、品質も担保されます。
各工程にかかるリソースを丸っと外注できるため、自社のリソースは空くメリットがあるものの、制作期間が2、3ヶ月と長くかかる傾向にあり、すぐに制作して後悔したいといった方には向かないでしょう。
LP制作にかかる費用相場の内訳
では次に、LP制作にかかる費用相場の内訳についてみていきましょう。
LP制作にかかる費用相場の内訳は以下の通りですが、依頼する個人や制作会社によっても異なります。
- ターゲット選定・市場調査
- 構成案作成
- LPデザイン
- LPコーディング
- 写真・画像撮影
- テスト・検証
- ドメイン・サーバー準備
- Web広告運用
主に上記の費用などが挙げられますが、あらかじめ依頼先に対応可能な範囲を確認しておきましょう。
なお、ヒアリングおよび見積もりの段階で依頼する業務範囲を相談することもできます。例えば、運用は自社でできる場合、運用費をカットしてもらうことも可能です。
とはいえ、自社で対応する業務を増やすとリソースが奪われるほか、制作内容にも影響が出る可能性があることはおさえておきましょう。
高品質なLP作成は制作会社がおすすめ
LPを制作するのであれば、コンバージョンが取れる高品質なものを作りたいと考える方は多いでしょう。
そういった方は、ある程度コストをかけたとしても制作会社への依頼がおすすめです。
制作会社はデザインやコーディングなど、各部門におけるスペシャリストを揃えています。また、それらを束ねるディレクション体制も整っており、質が担保されます。
その分費用はかかるものの、成約率の高いLPによって売上アップにも繋がるという意味では、長期的にみてプラスへと働くでしょう。
LP制作会社に依頼するうえでおさえたいポイント
では最後に、LP制作会社へ依頼するうえでおさえたい3つのポイントについてお伝えしていきます。
- 予算に見合った制作内容であるか
- ヒアリング・見積もりを丁寧に行っているか
- プロモーション力に長けているか
予算に見合った制作内容であるか
まず、予算に見合った制作内容であるかチェックしましょう。
同じデザインやコーディングのみなどの制作内容であっても、依頼先によって費用が異なります。
例えば、大手制作会社になると数百万円かかる場合もあれば、中小規模の制作会社では数十万円で済み、質も高いLPを制作できるところも多く存在します。
このように、依頼先によって金額は異なるため、予算に見合った制作内容であるかを確認してください。
なお、複数の制作会社から見積もりを取得するのがおすすめです。比較検討したうえで選択できるため、ミスマッチを防ぐことができるでしょう。
ヒアリング・見積もりを丁寧に行っているか
ヒアリングや見積もりを丁寧に行ってくれるかも大事なポイントです。
特に、コミュニケーションの部分で違和感や気になる部分があると、依頼するにあたって本当に大丈夫なのだろうかと不安になってしまいます。きちんと自社の意図を汲み取ってくれるだろうかと不安に感じれば、依頼すべきではありません。
この会社なら良い成果物をあげてくれそう、安心できそうといったことは、複数の制作会社と比較してみましょう。これらは契約前に確認できますので、意識してみてください。
プロモーション力に長けているか
LP制作をするにあたって、コンバージョンの獲得は一番のミッションです。
訴求力の高いプロモーション力に長けた依頼先に相談することで、設定した目的を達成できる可能性が高まります。
そういった意味でも、ただデザインとコーディングをしてもらうだけでは結果として無駄なコストをかけることになりかねません。
マーケティングの観点からプロモーション効果を発揮できる依頼先を選びましょう。
まとめ
LP制作の相場は、依頼先によって大きく変動します。
単純な価格だけでなく、成果の出せるLPになるのか、プロモーション効果を高められるのかといった観点から依頼先を選択するようにしましょう。
なお、株式会社DopeZineでは、高い訴求力でプロモーション効果を最大限発揮できるLP制作が可能です。ビジュアルの良さはもちろん、ブランディングの観点からも最適な形で制作いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。