noteとは?ブログとの違いから基本的な使い方まで全て網羅解説

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最近、noteと呼ばれるプラットフォームで記事を執筆し、発信する方が非常に増えてきました。今や個人のみならず、企業もマーケティングの一環としてnoteを利用しているケースも珍しくありません。

では、そんなnoteとは一体どのようなものなのか、ブログとはどのような違いがあるのでしょうか?

この記事では、noteとブログの違いやメリット・デメリット、基本的な使い方などを解説します。

noteとは?

noteとは、2014年から始まったコンテンツ配信用のプラットフォームです。文章を書くことに利用している方が多く見られますが、画像や音声、動画などの投稿もできます。

従来のブログと比べて、クリエイターをサポートすることに重点を置いており、特定のクリエイターを支持したい方々がその気持ちを形にしやすいよう、さまざまなシステムを備えていることに特徴があります。

収益化可能で多くのクリエイターと繋がれるサービス

noteの大きな特徴の一つとして、さまざまな方法で収益化できることが挙げられます。たとえば特定のコンテンツを有料販売することもできますし、有料マガジンを発行することもできます。

さらにはクリエイターのファンが自発的に「投げ銭」できる仕組みも用意されており、送金することで応援の気持ちを伝えることもできます。

フォローの機能もあるので、気になるクリエイターをフォローして更新通知を受け取ったり、ユーザー同士で交流したりすることも可能です。

noteで扱える主な3つの機能

noteでコンテンツを発表する際に使える主な機能には、下記3つが挙げられます。

  • 記事コンテンツ投稿機能
  • 有料コンテンツの販売機能
  • メンバーシップ機能

まず、記事コンテンツ投稿機能では、文章だけでなく画像や音声、動画なども投稿できます。

また、特定のコンテンツを有料で販売することも可能。その際には最初の1,000文字だけ無料公開し、残りは有料とするなどの方法も簡単に採れます。

メンバーシップ機能はいわゆるサブスク形式でファンを募るもので、たとえば月額300円などと設定し、メンバー限定のコンテンツを提供できます。

noteとブログの違い5選

noteとブログの大きな違いとしては、以下の5つがあります。

  • 収益化モデル
  • ユーザーインターフェース(UI)
  • デザインの拡張性
  • コンテンツ所有者
  • 集客の難易度

収益化モデル

まず、収益化のモデルに大きな違いがあります。

ブログの場合は、記事に広告を掲載するのがスタンダードな収益モデルです。Googleアドセンスやアフィリエイトなどの広告をクリックしてもらったり、クリック先で商品を購入してもらったりすることで収益が発生します。

noteは広告掲載が制限されている代わりに、コンテンツの販売をおこなえます。価格設定は本人の自由なので、少数の顧客に向けて自由に販売できます。

ユーザーインタフェース(UI)

ユーザーインターフェースにも違いがあります。

ブログは誕生した当初こそ「従来のサイトと比べて更新しやすい」と喧伝されていましたが、レイアウトが乱れないようにするためにはHTMLを直接編集しなければならないケースも少なくありません。

一方、noteはHTMLを一切いじらずに、一切の崩れのない記事を作成できるよう設計されています。

デザインの拡張性

デザインの拡張性にも大きな開きがあります。

ブログの場合はテーマやプラグインにさまざまな種類があり、好きなものを選んでデザインできます。その他自分でCSSやHTMLを扱うことで、柔軟なカスタマイズが可能です。

一方、noteはインターフェースを柔軟にカスタマイズできません。シンプルなフォーマットで、純粋にコンテンツの質で勝負する形となります。

コンテンツ所有者

コンテンツの所有者が誰なのかという点でも、ブログとnoteには違いがあります。

ブログの場合、自分でレンタルしたサーバー上にWordPressで作ったブログならば、コンテンツはすべて自分のものです。サービスが終了する心配もなく、自分の資産としてコンテンツを積み上げられます。

noteの場合、著作権こそクリエイターにありますが、サービスが終了してしまった場合には記事がすべて消えてしまうリスクがあります。

集客の難易度

集客の難易度にも違いがあります。

ブログを独自ドメインで運用するのであれば、SEO対策は自分次第であり、実力のある記事を作成できれば検索上位に表示させることも難しくありません。

それに対しnoteは、すべてのクリエイターが同じドメインを利用しているため、SEO対策は難しく、知名度を高めない限りアクセスも集めにくいという性質があります。

noteのメリット3つ

noteのメリットは、下記3つが挙げられます。

  • アカウント作成後は無料利用できる
  • クリエイターのサポート機能が充実している
  • 多くのユーザー同士で繋がれる

アカウント作成後は無料利用できる

noteは無料でアカウントを作ることができ、作成後すぐにコンテンツを作って公開できます。この手軽さがnoteに人が集まる理由の1つです。

新規登録をする際には、まずメールやパスワードなどの必要事項を入力し、利用規約に同意します。その後URLのための文字列を決定し、メールアドレス宛に登録認証メールからアクセスすれば登録完了となります。

noteのアカウント作成から、実際に利用開始できるまでに1分もかかりません。

クリエイターのサポート機能が充実している

クリエイターのサポート機能が充実しているのも、noteに人が集まる大きな理由となっています。

コンテンツを有料販売したい場合には、公開時に「有料」を選択し価格を入力するだけ。集金のためのシステムを自分で構築する必要はまったくありません。有料マガジンを発行する際にも、簡単な操作で一通りの設定が終わるように作られています。定期購読や共同運営などの設定も可能です。

また、投げ銭機能も実装されているので、無料部分と有料部分で分けて公開できるのもメリットでしょう。

多くのユーザー同士で繋がれる

noteにはフォローの機能があり、クリエイターの更新通知を受け取れますが、ユーザー同士でアカウントをフォローしあうこともできます。

これにより、特定のクリエイターを支援する人々によるコミュニティを作り上げることが可能です。コンテンツの受け手同士が交流できるのは、ブログにはない特長といえるでしょう。

noteのデメリット2つ

もちろん、noteにもデメリットも存在します。代表的なものは下記の2つ。

  • カスタマイズ性が乏しい
  • SEO対策が難しい

カスタマイズ性が乏しい

noteはブログに比べると「コンテンツをそのまま提示する」要素が強く、デザインの柔軟なカスタマイズはおこなえません。見た目で個性を出すことが難しく、中々差別化を図りにくいというデメリットがあります。

独自の画像や資料などを用意して、差別化を図りましょう。

SEO対策が難しい

noteは下記2つの理由から、SEO対策が難しいものとなっています。

  • カスタマイズできる部分が少ないので、細かいSEO対策ができない
  • 共有ドメインなので、コンテンツを検索上位に上げづらい

ブログのようにすべてが自分次第ではないので、コンテンツ以外のところでも勝負したい方はもどかしさを感じるかもしれません。

noteでも独自ドメインを運用できますが、月額5万円と高額なので、個人利用においてはあまり現実的ではないでしょう。

noteの基本的な使い方4ステップ

noteの基本的な使い方は、下記の4ステップとなります。

  1. アカウントを新規作成する
  2. プロフィールを作成する
  3. 無料記事を投稿する
  4. 有料記事を投稿する

ステップ1.noteのアカウントを新規作成する

まず、noteのトップページへ行き、アカウントを作成します。

「クリエイター名」「note ID」「メールアドレス」「パスワード」の4つが必須項目ですが、Twitterアカウントでも登録できます。

次に興味のあるジャンルを選択する画面と、おすすめクリエイターの中から興味のあるユーザーをフォローする画面が表示されますが、この工程はスキップしても構いません。

ステップ2.noteのプロフィールを作成する

次にプロフィールを作成します。

クリエイターページ右上の設定ボタンをクリックすることで、作成ページに移動できます。

ここでは、アイコンやヘッダー画像、自己紹介などを入力。クリエイター名を変更したり、Twitterと連携したりといったこともおこなえます。

また、最初から有料記事による収益化を目指しているのであれば、アカウント設定の「支払い先設定」から設定しましょう。

ステップ3.noteで無料記事を投稿する

メイン画面右上の「投稿」ボタンをクリックすると、作成する記事の形式(テキストや動画など)を選ぶメニューが表示されます。作成するコンテンツに合わせて選択しましょう。

コンテンツの作成を終えたら「公開設定」をクリックします。

ハッシュタグと販売設定を入力する画面が表示されるので、ここでは「無料」を選択し、公開ボタンをクリックしましょう。これで無料記事の投稿が完了します。

ステップ4.noteで有料記事を投稿する

記事を投稿することに慣れてきたら、有料記事を投稿してみましょう。基本的な手順は無料記事の投稿と変わりません。

異なるのは、公開設定画面の操作のみ。有料記事を投稿する場合には、販売設定で「有料」を選択し、価格を設定します。返金を受け付ける場合には、返金設定の項目にチェックを入れておきましょう。

また、無料で公開する境界線(ペイウォール)を設定することもできます。

まとめ

noteは、テキストで情報発信をしていきたい方にとって、とてもおすすめのプラットフォームです。

かつてはWordPressでブログを作成する方法が主流でしたが、noteなら無料で利用できるため、費用は一切かかりません。

有料コンテンツも発信できるため、コンテンツを発信したいと思っている方は、ぜひnoteの活用を検討してみてください。

また、弊社ではSNSをはじめとするWebマーケティングサービスを提供しています。SNSを軸としたプロモーションにも長けているため、ぜひお気軽にご相談ください。

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