noteの運用方法マニュアル!運用手順5ステップとコツも紹介

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noteは、会員数500万人を誇る日本最大級のプラットフォームです。サイト構築が不要で低コストかつSNSとの連携面など、多くのメリットがあり、幅広いユーザーに利用されています。

そこでこれからnoteを運営したいけど、どうやって運営したら良いのかわからないという、企業の広報や採用の担当者様も多いのではないでしょうか?

この記事では、noteの開設から運営までの流れ、運営するうえで知っておくべきポイントやコツをわかりやすく紹介します。

noteを運用する前に知っておきたい基礎知識

まず、noteの基礎知識についてわかりやすく解説します。

2022年4月のクリエイター数は前年比30%増加

noteは、2014年4月のサービス開始以来、会員数が右肩上がりで伸びています。特にここ数年の増加が顕著で、2022年4月時点で前年比30%増加の500万人を突破。

noteの会員は、テキストや音声、写真、エッセイ、レシピ、ビジネス記事、動画など様々なコンテンツの販売や購入、クリエイターの支援が可能です。

20201年売り上げ上位1,000人のクリエイターは、平均667万円を売り上げており、noteで成功をおさめ、生計を立てているクリエイターも多数存在します。コンテンツの年間購入数も、5年前の2017年と比較して約30倍に増加しています。

ユーザー層は20-40代のビジネスパーソン

noteは、子どもから大学生、大人、シニアまで幅広い年齢層のユーザーが存在します。

ユーザーの年代構成の内訳は以下の通り。

  • 20代(約30%)
  • 30代(約20%)
  • 40代(約20%)

20〜40代の比較的若年層が全体の約7割を占めており、ユーザーの約8割以上は会社員や公務員、自営業、フリーランス、パート・アルバイトなど、ビジネスパーソンが占めています。

noteの利用プランは3種類

2022年7月現在、noteには3種類のプランがあり、コンテンツ制作やサイト構築に使える機能、サポート内容が異なります。

  • 無料プラン:無料
  • noteプレミア:月額550円
  • note puro(企業向け):月額55,000円

無料プランは、有料コンテンツの価格上限などいくつか制限がありますが、基本機能は全て利用できます。

noteプレミア(有料プラン)では、有料記事の価格上限が5万円までになったり、予約投稿機能が搭載されたりとさまざまな機能が利用可能となります。

加えてnote puroは、サイトの構築のカスタマイズ性とサポート体制が充実した、企業やフリーランス向きのプラン。

独自ドメインの活用やロゴ・テーマカラーの変更、アクセス解析など、運用の幅を大きく広げられるでしょう。

また、契約者向けの勉強会、個別サポート、ニュースサイトへの発信など、note運用のサポート体制も充実しています。

noteを運用するなら知るべき4種類のアカウント”各アカウントの特徴について紹介

noteの運用に活用されるアカウントは、主に4種類に分類されます。タイプ別の特徴と事例を紹介します。

1.企業アカウント

企業アカウントは、企業名の名前で運営するnote運営のベーシックなタイプです。地方自治体のnote運用にも多く採用されています。

商品の開発秘話や、社内の取り組み、イベントレポート、採用・社内広報などの発信にnoteが活用されることは珍しくありません。

企業アカウントの例として、株式会社カウシェが挙げられます。

株式会社カウシェでは、採用(社員インタービュー)や社内広報(社内イベント)、自社アプリのこだわり(制作秘話・システム情報)など、企業の採用やブランディング目的でnoteを運用しています。

カウシェという企業に興味を持ったユーザーが会社のことをより深く知れるような情報発信を心がけています。

2.企業部門・部署アカウント

企業の中にある「人事」「デザイン」「採用」など、特定の部門や部署の名前で発信するアカウントです。

部門・部署単位での発信には、特定のターゲットに向けてより明確なコンセプトで情報発信が行えるメリットがあります。

メインの企業アカウントを持ったうえで、特化型の別アカウントとして運営されるケースも多いタイプです。

企業部門・部署アカウントの例として、cocone Designerが挙げられます。。

ココネ株式会社のデザイン部門による、デザイナー向けのnoteアカウントですが、デザイナーの働き方や現役デザイナーへのインタビューなど、ターゲットを絞った深いコンテンツを配信しています。

3.マガジンアカウント

企業のサービスをすでに利用しているユーザーに向け、様々な情報を提供するマガジンタイプです。主なコンテンツ内容は以下の通り。

  • おすすめコンテンツ
  • 商品の使い方
  • サービス情報
  • 社員インタビュー
  • ユーザーからの声

事例として挙げられるぺいミーくんマガジでは、給与即日払いサービス「payme」の利用ユーザーに向け、お金や給料にまつわるマメ知識を発信。

お金を稼いでいる人へのインタビュー連載、お金との付き合い方や向き合い方に関するお役立ち情報も掲載されています。

4.企業代表・個人アカウント

企業オーナーや代表が個人名で運用するタイプです。発信内容は企業の紹介や個人の趣味に関するものなど多岐にわたります。

企業オーナーや代表の個人の言葉による発信は、企業アカウントよりユーザーに親近感を与えやすく、リクルートや企業のブランディング向上にも欠かせません。

事例:佐渡島庸平(コルク代表)氏のnoteでは、代表のプロフィールや書評、対談、講演レポート、コラムなどを発信しています。企業のファン獲得に貢献している事例の一つでしょう。

noteの運用方法5ステップ

では、noteの運営手順について、5ステップでわかりやすく紹介します。

ステップ1.noteの発信目的・コンセプトを明確化する

まずは、noteを発信する目的(コンセプト)や、ターゲット層を明確化します。

最初にコンテンツの目的やターゲットを明確にしておけば、記事の方向性にズレが生じにくくなるためです。

  • 採用:社員インタビュー、商品開発秘話、福利厚生の紹介
  • 社内広報:社内イベントや福利厚生内容の公開(オープン社内報)
  • ブランディング:商品開発ストーリーや裏話の公開、取材内容の公開

上記のように、運用の目的やターゲットにあわせたコンテンツを用意しましょう。

ステップ2.アカウント開設する

次に、noteのアカウントを開設します。noteには先ほどご紹介した3種類の料金プランがあり、利用目的や使いたい機能にあわせて選べます。

無料プランでも、コンテンツやマガジンの掲載、他のECサイトとの連携など、note運営に必要最低限の機能は使えますが、全ての機能は利用できません。

有料プランのnote proは、予約投稿、独自ドメインの設定、メンバー権限管理、運営サポートなど、note運営の効率化に役立つ機能が使えます。

具体的な機能一覧は、noteの公式サイトから確認してください。

ステップ3.発信内容を記事化して投稿する

noteアカウントを開設したら、最初に設定した発信目的やターゲット層に向けた記事を作成しましょう。

noteの運用が初めてで何を書いたらよいかわからない場合は、noteの運営チームが提供する、コンテンツ作成のヒントを参考にしつつ作成してみてください。

コンテンツ内容が決まったら、執筆・投稿します。noteのエディタ(記事編集)画面は、操作が手軽に行えるため、HTMLの知識がない方でも問題ありません。

ステップ4.SNSで拡散を図る

次に、記事をより多くの方に読んでもらうために、TwitterやFacebook、Instagram、lineなど様々なSNSで拡散を図ります。

noteはSNSでのシェアを前提に設計されており、記事の下に表示される各種SNSのアイコンをクリックするだけで、簡単に記事のシェアが可能です。

また、Twitterと連携設定しておけば、Twitterでつながっているユーザーとnoteでもつながれるため、拡散性の向上にも役立ちます。

ステップ5.運用体制を整える

noteの運用がスタートしたら、定期的にコンテンツを更新するために、運営チームや編集部などの運用体制を整えます。

更新の頻度、記事の構成・執筆担当者、更新時間など、具体的な作業内容を明確にし、社員がコミュニケーションを取りやすい体制に整えれば更新もスムーズになるでしょう。

また、法人向けの有料プランnote puroには、アクセス解析や、読了率やスキ率の計測機能がついているため、反響の良い記事の連載化、関連記事の作成、既存記事のリライトなど、集客につなげるための施策も忘れずに行ってください。

noteの運用を進める3つのコツ

noteの運営を進めるには、記事を1人でも多くのユーザーに読んでもらうための工夫が必要不可欠。noteを運用する上で知っておくべき3つのコツを紹介します。

キーワードやタグ選びをきちんと行う

ターゲット層のニーズにあわせたキーワードやタグ選びは、アクセスを集めるためにきちんと行いましょう。というのも、狙ったキーワードでGoogle検索したとき上位に表示されれば、必然的に目に留まりやすくなるためです。

集客に繋がる効果的なキーワードの選定をするために、Googleのキーワードプランナーなどのツールはきちんと活用しましょう。

タイトル・見出しの付け方にこだわる

noteのタイトルや見出しは、ユーザーに記事の内容を印象づける重要な要素です。どんなに優れた記事を用意しても、ユーザーに読んでもらえなければ意味がありません。

ユーザーの心に刺さるタイトル作りを意識すれば、SEO対策にもつながります。具体的な注意点は以下の通り。

  • 誇大表現は避ける(不信感を与えるため)
  • 結論を入れる(記事を読んだ後得られるゴールがイメージしやすい)
  • ユーザーに与える利益を言語化する

タイトルが長すぎると言いたいことが伝わりにくくなるため、余計な単語は削り、簡潔かつわかりやすい内容を心がけましょう。

SNSをフル活用する

noteは各種SNSとの親和性が高く、積極的に活用すればコストをかけずに集客UPが狙えます。

特に、TwitterやInstagramなど拡散性の高いSNSの特性を活用して入り口をつくり、noteの記事に誘導すれば効果的です。

Instagramは写真や動画により視覚的にイメージが伝えられ、ユーザーの共感を集めやすいコンテンツの作成が可能です。

またTwitterなら、リツイート機能による投稿の拡散性が期待できるでしょう。

まとめ

noteはきちんと運用していけば、マーケティングにおいても高い成果を生み出します。

無料でも利用できるため、コストを抑えたい方にとって取り組まない手はありません。

ただし、多くのユーザーに読まれる記事を作成し、noteを収益化するためには、目的の明確化やキーワード選定、公開後の分析など、緻密な戦略設計が必須です。

なお弊社では、SNSをメインとしたマーケティング面での支援も行います。SNSを今後積極的に活用していきたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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