「note」は使いやすさと利用しやすさから、ここ数年で急激にユーザー数が増えているコンテンツプラットフォームです。個人に加えて、企業での使用もケースも珍しくありません。
noteは、テキストや音声、画像、動画などの投稿形式から情報を無料発信でき、自身で作成した作品をnoteを通して、多くの人々に販売も可能です。
この記事では今の時代におすすめのnote活用術や、メリットなどを解説していきます。
企業のnote活用はおすすめ!おすすめする5つの理由
では早速、企業のnote活用をおすすめする理由を5つ紹介します。
- ユーザー数が年々増加している
- 無料で簡単に運用できる
- コンテンツとのアクセス数を伸ばしやすい
- SNSとの相乗効果が高い
- 有料プランならしっかり分析もできる
ユーザー数が年々増加している
まずはユーザー数が年々増加していることです。2022年4月にnoteのユーザー数が500万人を突破し、数値は右肩上がりになっています。そのため集客力が高く、自社サイトよりも投稿を見てもらえる確率が高い場合がほとんどでしょう。
無料で簡単に運用できる
またnoteは、無料で簡単に運用できます。
自社でブログやホームページなどを立ち上げる際、Web知識がないと集客が難しく、運営するのも一苦労かかります。ですがnoteは専門知識が必要ありません。noteにアカウントを登録するだけで、自社メディアを作成し、発信可能です。
ただし、デザイン性やカスタマイズ性は低いため、オリジナリティを出したいと考えている企業には向きません。
コンテンツとのアクセス数を伸ばしやすい
コンテンツとのアクセス数を伸ばしやすいのも、おすすめする理由の1つです。
noteはSNSにシェアするためのボタンが、目に留まりやすい位置にあります。記事そのものをシェアできるほか、一言のみを引用できるのもシェアされやすい理由でしょう。
SNSへのシェアが簡単にできることで、いろいろな経由方法で記事を見に来てくれるユーザーが出てきます。
結果として、アクセス数が伸びやすく、売上に繋がる可能性が高まります。
SNSとの相乗効果が高い
そして、SNSとの相乗効果が高いことも挙げられます。
とくにTwitterとのシナジー効果が高く、拡散性に優れています。よって、Twitterに載せたテーマを、より詳しくnoteに記載すると、Twitterのフォロワーに投稿を閲覧されやすくなるでしょう。
さらに、noteにはTwitterにある「いいね」と似た「スキ」ボタンがあったり、SNSへのシェアボタンがあったりします。noteの投稿を気に入ってくれたユーザーがSNSにシェアしてくれると、より多くの方に届けられるでしょう。
有料プランならしっかり分析もできる
また、noteの有料プランである「note pro」のアナリティクスβを使用すれば、分析も可能です。
記事ごとのアクセス数やコメント数、スキの数を確認できるほか、フォロワー獲得数なども知ることができます。
またnoteでの販売金額である売上もチェックできます。どのようにしてnoteにアクセスしたのか、経由元もわかるため、アクセス数を増やすために策を考える助けとなるでしょう。
企業のnote活用メリット
続いて、企業がnoteを活用するメリットを3つ解説していきます。
- SNSでシェアしてもらいやすい
- SEO対策として検索に上位表示される可能性もある
- 外部ECサイトとも手軽に連携できる
SNSでシェアしてもらいやすい
まず、SNSでシェアしてもらいやすいことです。noteには1ヶ所のみではなく、いろいろなところにSNSにシェアできるボタンが設置されています。記事タイトルの直下やフッターなどにあるため、常にシェアボタンが目につくようになっています。
そのため、ユーザーは好きな記事や言葉があると、簡単にシェアできます。SNSでのシェアで、より多くのアクセス数をゲットできるのがnoteのメリットです。
SEO対策として検索に上位表示される可能性もある
また、noteはSEO対策として、検索に上位表示される可能性もあります。表示速度が速く、広告がなくてユーザーがストレスなく閲覧できるなどの理由から、SEOに強いと言われています。またnoteには、質の高いコンテンツが多く掲載されています。
上位表示されると、アクセス数の増加に繋がり、自社の知名度が上がるきっかけにもなるでしょう。キーワードを意識しながら、良質なコンテンツを多く投稿したら、上位表示される可能性が高まります。
外部ECサイトとも手軽に連携できる
そして、外部ECサイトとの連携が手軽にできます。ECサイトに商品を出店し、運営している企業はnoteの活用がおすすめです。BASEやShopify、Yahoo!ショッピングなどとの連携ができるため、自社製品の紹介がスムーズにできるでしょう。
そしてnoteで商品の特徴や魅力などを伝え、外部ECサイトでの購入を促せます。noteで紹介すると、ECサイトへのアクセス数が増え、売上アップに繋がるでしょう。
大注目!企業のnote活用事例3選
では、noteを活用している企業の事例を3つ紹介します。自社の魅力を伝えるためにどのような工夫がされているか、どのようにしてアクセス数を増やしているかなどを参考にしてください。
- ベーシック note編集部
- freee公式編集部
- 株式会社Voicy
事例1. ベーシック note編集部
1つ目はベーシック note編集部です。Webマーケティングメディアの「ferret」や、フォーム作成管理サービスの「formrun」などを運営しています。ベーシックでは、社員が情報発信したコンテンツを、noteマガジンにまとめています。
中でも、noteとTwitterを連携して運用しており、会社がおこなっている取り組みを積極的に配信しているのが特徴。結果として、離職率の低下や応募者数の増加に繋がっています。
事例2. freee公式編集部
2つ目はクラウド会計ソフトであるfreee公式編集部です。
主に、freeeでの日常的な様子がわかるコンテンツや、フリーランス向けの記事などを配信。また、freeeのユーザー同士が繋がれるコミュニティである「つばめの巣」の活動に関するコンテンツも掲載されています。
事例3. 株式会社Voicy
最後は、ボイスメディアの株式会社Voicyです。
Voicyの導入事例やおすすめのコンテンツ、お知らせなどを紹介しています。Voicyではハッシュタグを通し、ユーザーのリアルな声を募集しています。また、サービスの裏側なども紹介しており、親近感を感じさせてくれます。
2022年7月6日にはnote株式会社と連携して「share your story」を開発・提供しており、今後も注目でしょう。
noteを活用するうえでの注意点
では最後に、noteを活用するうえでの注意点をお伝えします。
- 活用する目的を明確化しないと逆効果に
- 商品やサービスを紹介するだけでは意味がない
活用する目的を明確化しないと逆効果に
まず、活用する目的をきちんと明確化しないと、逆効果になりかねません。
noteはテキストや音声・画像・動画などの形式から、コンテンツを投稿できます。どのような目的でnoteを利用するのかがはっきりしていないとユーザー側も伝えたいことが読み取れません。
とくに自社商品を売り出すためには、一貫したコンテンツがないと、魅力が伝わらず売上が伸びない原因となってしまいます。
商品やサービスを紹介するだけでは意味がない
そして、商品やサービスを紹介するだけでは意味がありません。noteでは商品誕生の背景やストーリーなど、オリジナルな内容のコンテンツがおすすめです。
ここでしか見られないコンテンツは、読みたいと思ってもらいやすいですし、有益であればシェアしたいと思ってもらえるでしょう。濃いファン獲得に向けても意識してみてください。
まとめ
noteは企業にとって、より多くのユーザーに自社の強みや魅力を伝えられるよいツールです。無料で始められて、ブログやホームページとは違い、複雑なセッティングや知識などは必要ありません。
ユーザー数も増えてきている今、さらに多くの方に自社の商品やサービスを知ってもらえるチャンスとなるでしょう。なお弊社では、ブランディングにこだわったマーケティングを実施しています。
制作から運用まで自社で一貫しておこなう体制を整えています。ぜひお気軽にご相談ください。