動画制作には撮影と編集が肝心!おさえるべきポイントやコツを紹介

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ファーストビュー

動画を制作したいけど、撮影や編集にはどれくらい力を入れたら良いんだろうか?うまく行うコツはあるのだろうか?

こういった悩みを抱えるのではないでしょうか?

動画制作において、撮影と編集は非常に重要な工程であり、ここはおろそかにしてはいけません。

そこでこの記事では、動画制作を行うにあたってとても大切な撮影と編集について詳しく解説していきます。

動画制作は撮影と編集が肝心

冒頭でお伝えした通り、動画制作において撮影と編集は非常に大切です。

いくら企画を入念に組み立てたとしても、撮影と編集が良くなければ魅力的な動画として形作れません。

自分たちがイメージするものを動画として表現するためには、撮影や編集のポイントをきちんと理解しておく必要があります。

肝心な工程であるという点はきちんと理解しておきましょう。

良い動画制作を行う撮影のポイント

では、良い動画制作を行う撮影のポイントを挙げていきます。

  1. カメラをきちんと固定する
  2. 1カット10秒程度を目安とする
  3. カメラの構図を意識する
  4. 明るいかつ逆光にならない場所を選ぶ
  5. 周囲の状況に気を配る
  6. 複数アングルで撮影する

カメラをきちんと固定する

まず、撮影はカメラを手持ちではなくきちんと固定した状態で行いましょう。

というのも、手ブレの激しい映像は視聴者が見づらく、最悪の場合酔いを起こさせる可能性もあるからです。

ドキュメンタリーのような密着型の撮影であれば固定カメラだと難しい側面がありますが、それ以外のケースでは基本的に三脚などを用いてカメラを固定しましょう。

1カット10秒程度を目安とする

次に、動画の1カットの長さも意識してください。

具体的には、1カット10秒程度を目安とすること。もちろん3秒や5秒といった短時間でも良いでしょう。

なぜ短くすべきなのかというと、10秒を超えてしまうと視聴者目線では映像が静止しているように見えてしまうからです。構成の作成段階から1カットの長さを意識した設計を心がけましょう。

カメラの構図を意識する

また、カメラの構図を意識してください。

空間を広めに取りたい:対角線で撮影し、人やものは横顔や斜めから撮る

ひとつのモチーフをフォーカスしたい:撮影目的に応じた配置に決定する

カメラの構図を意識しなければ、アングルやポジションなどバランスが不恰好になってしまいます。

特に、縦軸や横軸、奥行き軸を意識して撮影に臨みましょう。

明るいかつ逆光にならない場所を選ぶ

そして、撮影場所もきちんと選定する必要があります。

特に逆光になる場所では、人物に影がかかってしまい全身が見えない状態になってしまいます。これは人物の背後から光が当たっていることで起こるため、太陽の位置を見ながら適切な場所を見極める必要があります。

撮影する際は、できるだけ人物の正面から光がきちんと当たるように撮影しましょう。

周囲の状況に気を配る

外で撮影を行う場合、当然撮影場所には一般人が出入りするため、撮影時に映ってしまうもしくは通行の邪魔になる可能性があります。

ですから、撮影場所には注意しなければいけません。

もし、施設を貸切にできるのであればそうしたほうが良い場合もありますが、当然交渉する必要があります。

そういったことも含めて撮影場所には十分に注意を払いましょう。

複数アングルで撮影する

さらに、ワンシーンでも複数のアングルからカットを入れて分割できれば、映像に変化をもたらせます。

具体的には正面をはじめ、真横や真上、斜めからのアングルなどできるだけ複数の角度から撮影しましょう。

特に、動きの少ないインタビュー記事などは、正面からだけだと単調になりかねません。アップや動きを持たせるなど、撮影の角度も意識して取り組んでみてください。

魅力的な動画に仕上げる編集のコツ

続いて、魅力的な動画に仕上げる編集のコツについてみていきましょう。

  1. オープニング映像にこだわる
  2. 素材にこだわる
  3. 細かいエフェクトまで活用する
  4. テロップにこだわる
  5. 使いやすいツールを活用する

オープニング映像にこだわる

動画を編集するにあたって、まず大切な点がオープニング映像です。

特にYouTube動画では、クリックされてからみられる冒頭15秒で全てが決まるとされているほど、オープニング動画はその先を見てもらえるかどうかに大きく影響します。

オープニング動画はいわば、その動画の顔とも言えるほど大切な要素であるため、特にこだわって作成しましょう。

素材にこだわる

次に、素材にもこだわって動画編集をしましょう。

素材と言っても、画像や音声などさまざま挙げられます。画像は有料画像サイトから素材を取得したり、BGMやSE・効果音を提供するサイトを利用したりと集め方も多いです。

ただし、集めて使用する素材は、著作権や肖像権といった権利を侵害してはいけません。もし著作権や肖像権といった権利を侵害してしまうと、裁判などの大きな問題に発展してしまう恐れもあるでしょう。

注意点をおさえたうえで正しく活用しましょう。

細かいエフェクトまで活用する

そして、エフェクトの理解と活用方法をしっかりとおさえておくことも大切です。

そもそもエフェクトとは、元動画に色や音声など変化を与えるためにもたらす効果を指します。そういったエフェクトを上手に活用すれば、高品質で見飽きないオリジナリティ溢れるコンテンツが作成できるでしょう。

とはいえ、エフェクトを使いこなすには練習をしなければいけません。一つのエフェクトではなく、複数織り交ぜながら作成することもあるため、センスが問われる部分でもあります。

よって、自分でさまざまな素材に対してエフェクトを試しながら、どういった見え方をしているのか確認するなどして身につけていきましょう。

テロップにこだわる

動画編集において非常に大切なものとしてテロップがあります。

テロップは字幕のこと。動画では目と耳から情報を取れるコンテンツであるにも関わらず、テロップがなければ耳からしか情報を取得できません。

また、テロップも見せ方によって動画のクオリティは格段にアップします。例えば、地上波テレビで見られるようなざぶとんつきのテロップやエフェクトを使った見栄えの良いテロップなど、工夫次第で見え方は大きく変わるでしょう。

形や色、大きさ、位置などにもこだわると全体的にバランスの良い動画に仕上げられます。

使いやすいツールを活用する

さらに、使いやすいツールを活用することも非常に大切です。

例えば、After Effectと呼ばれるAdobe社の提供するオリジナルアニメーションを作成できるツールであったり、イラストやロゴの作成に適したillustlatorであったりとさまざまなツールが世に出されています。

無料で利用できるものもあれば有料のもの、使える機能に制限があるものなど、スペックもさまざまです。

そうしたツールは動画編集を行うために欠かせません。使用していてストレスにならないように、必ず使いやすいツールを導入しましょう。

関連記事:動画を制作する方法8ステップ!準備すべきものまで分かりやすく解説

動画編集のおすすめツール3選

では最後に、動画編集のおすすめツール3選を紹介していきます。

  1. CapCut
  2. iMovie
  3. Adobe premierPro

CapCut

CapCut(キャップカット)は、Bytedanceが提供しているスマートフォンで利用可能な動画編集アプリです。TikTokを手がけていることで有名な企業ですが、実は動画編集ツールも提供しています。

最大の特徴はハイクオリティな編集作業をスマートフォンで完結できること。

利用できる主な機能は以下の通りです。

  • カット
  • 再生速度の変更
  • BGM挿入
  • 音声調整
  • テキスト・スタンプ挿入
  • ワイプ挿入
  • エフェクトやフィルター
  • 動画フォーマットサイズ変更
  • 色調調整

上記を見て分かる通り、非常に多彩な編集ができます。

iMovie

iMovieは、Appleが提供する動画編集ソフトです。iPhoneやiPad、MacBookに標準搭載されているため、Appleユーザーなら目にしたことがあるかもしれません。

iMovieの特徴は無料で利用できること。そして機能がアップデートされるたびに編集可能範囲を広げ、使いやすさも改良されています。

現在では4K動画の編集にも対応しているなど良いポイントはあるものの、AndroidやWindowsで利用できないなどの制限があります。

Adobe premierPro

Adobe Premiere Proは、IllustratorやPhotoshopなど数多くの優良ソフトを手掛けるAdobeが提供する有料の動画編集ソフトです。初リリースが2003年9月となっており、20年近く人々に愛されています。

動画フォーマットや編集範囲も非常に広く、Adobe premierProでできないことはほとんどありません。またその他のAdobe製品との互換性も高く、セットで活用したい方にも非常におすすめです。

一度の編集で複数のSNSに最適化できるなど、作業効率を高めるスペックが搭載されています。

まとめ

動画の撮影や編集は、制作するうえでこだわる必要のある工程です。いくら企画や構成作成にこだわったとしても、これらがイマイチだと良質なコンテンツは作成できません。

企画や構成で練ったものをその通りに具現化するためには、撮影や編集のコツやポイントをおさえたうえで取り組む必要があります。

とはいえ、自社でノウハウがない場合作成するのは決して簡単ではありません。

弊社では映像制作の企画から撮影、編集まで一貫して各プロフェッショナルが行います。高品質な映像制作を検討している方はぜひお気軽にご相談ください。

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